ロイツェ60年の歴史 -私たちのストーリー

綿織物と紡績工場から、センサの世界的エキスパートへ:当社は2023年に創立60周年を迎えました!

ロイツェは、市場で新しい基準を生み出し、技術的マイルストーンを打ち立て続けます。例えば、世界初のバーコード位置決めシステムBCL 21や、動作範囲が非常に広いセーフティレーザスキャナRSL 400などです。好奇心と決意により、私たち1,600名のSensor Peopleは、革新的で効率的なセンサおよび安全のソリューションを開発しています。これにより、お客様の将来の成功を確かなものにしていきます。

ロイツェというブランドがどんなものか、また家族経営というスタイルについて知っていただけますと幸いです。私たちのビジネスとその歴史をご覧ください。

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ロイツェの歩み

ロイツェ・エレクトロニックの始まり


電子光学センサを製造するため、ヘルムート・ロイツェ、クリストフ・ロイツェ、アドルフ・ロイツェは1963年1月1日に、オヴェンにある旧織物工場の一角を利用してロイツェ・エレクトロニックを設立しました。彼らは当初、ロイツェのルーツである織物産業、印刷・製紙分野に焦点を当てていました。4年後に初めて、100万マルク(ユーロ導入前のドイツ通貨)の売り上げを達成しました。

初の支社


1977年、ドイツ南部のウンターシュタディオンにロイツェ・オプト・エレクトロニックが設立されました。初の支社は、2007年以降はLeuze electronic assembly GmbHという名前で営業を続けています。そこでは、電子部品やプリント回路基板の組み立て (PCBA)、また、これららの基盤を基にした統合システムが開発、製造、販売されています。

 

 

欧州諸国への展開

1980年代初頭には、ロイツェは欧州諸国に初の支店を設立しました。スイスとフランスにあるロイツェの販売拠点は、最も古い国際支社となっています。写真の人物は、フランス支社の当時の責任者であるエイドリアン・ヴァン・ドラヴィク氏と、クリストフ・ロイツェ氏およびギュンター・シュティーフェルマイヤー氏です。

国際化とルミフレックス社の買収

1990年からは、国際化に向けて大きな一歩を踏み出しました。最初は南北アメリカ、そしてアジアにも進出しました。1993年にはルミフレックス社を買収しました。開発拠点は、2016年にミュンヘン郊外のゲルメリングに移転し、現在に至っています。

国際的な存在感

現在、Sensor People(ロイツェの従業員)は、3つの技術コンピテンスセンターと20を超えるロイツェの販売拠点を世界中で展開しています。さらにロイツェは、27の国々の約30のパートナー企業によって支えられています。

オヴェン本社

オヴェン本社は世界中にあるロイツェグループ全体はを一元管理しています。ロイツェの本社は、敷地面積3,200平方メートルを有するグループ最大の生産拠点でもあります。

Sensor Peopleは、四大陸でセンサを生産しています。2019年にはシンガポールに技術センターと物流センターが開設されました。

マレーシアの国際物流センターと工場

2020年にはウンターレニンゲンに国際物流センターが開設されました。2年後には、マレーシアのマラッカに新しいロイツェの工場が設立されました。

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ロイツェの技術的な進歩

世界最小の反射ヘッドが進化をもたらす

ロイツェは、常にお客様とともにセンサアプリケーション用に最適な解決法を見つけてきました。その中で最初の製品の一つとして、当時世界最小であった反射ヘッドが誕生しました。

DDLS 78による非接触のデータ伝送

世界初の産業用光学データトランシーバがロイツェ製であることをご存知ですか?

1970年代半ば、ロイツェは、倉庫物流で使用されるDDLS 78トレーリングケーブルを非接触データ伝送に置き換えることに初めて成功しました。

   





初の産業用バーコードリーダBCL 10

1980年代半ば、ロイツェは初となる産業用バーコードリーダBCL 10により、市場に新しい標準を打ち立てました。

 

作業安全用の自動化技術への参入

ロイツェは、初となる侵入防止用セーフティセンサSLS 89の開発により、作業安全 確保する自動化技術の世界に第一歩を踏み出しました。

 

世界初のバーコード位置決めシステム

センサに位置決めアプリケーションの機能が含まれることが増えてきています。1990年代には、世界初のバーコード位置決めシステムが作られましたが、当時はまだバーコードリーダBCL 21と呼ばれていました。

 

三角測量方式セーフティレーザスキャナ

ロイツェが特に誇りを持っているSafety at Leuze分野における自社開発のひとつがは、三角測量原理による初のセーフティレーザスキャナRS 2です。無人搬送システム(AGV)がまだ黎明期にあった1990年代、ロイツェはすでに、このシステムが早かれ遅かれ商品輸送において普及するであろうと認識していました。

新しい検出原理によるラベルフォーク

Sensor Peopleの専門性は、2000年代の絶対的なイノベーションの開発につながりました。GSU 14は、世界最速で最も正確なラベルフォークでした。そして、全くに新しい検出原理を採用しています。それは超音波です。

 

セーフティライトカーテン:連続的な拡張

ロイツェは1990年代に早くも最初のセーフティライトカーテンを開発しました。2000年代には、コンパクトプラスとソリッドというモデルでポートフォリオを大幅に広げました。
機能も着実に進化しています。例えば現行のセーフティライトカーテンMLC 530をベースとしたロイツェの特許取得済みスマートプロセスゲーティングプロセスがあります。

 

イントラロジスティクス用レーザ位置決めシステム

イントラロジスティクスはロイツェが注目している業界です。ロイツェのレーザ位置決めシステムAMSは、イントラロジスティクスにおけるアプリケーションに最適なソリューションです。

 

RSL 400:最大の動作範囲を保証

製品ハイライトは、Profisafeを搭載したRSL 400です。動作範囲が非常に広く、2つの独立した保護機能を備えたセーフティレーザスキャナです。

世界初のGSX 14E

世界初の複合フォークセンサGSX 14Eが開発されました。このセンサは、光と超音波の両方の検出原理を一つの小型センサに統合したものです。

 

ELC 100によるコスト最適化設計

セーフティライトカーテンELC 100は、危険箇所の保護に使用され、コスト最適化された機械設計を実現します。

 

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ロイツェ60年の歴史 - The Sensor People

企業の歴史は、常に現代史です。ロイツェというブランドと、その企業を支える家族について、詳しくはこちらの創立60周年記念誌をご覧ください。そして、絶えず変化する業界で、お客様を永続的に成功に導くためにSensor People(ロイツェの従業員)が開発するセンサと安全のソリューションについても説明します。


 

株主の声

60周年での一幕:創設者の二人が今回の60周年記念イベント運営に積極的に関わっています。クリストフ・ロイツェとヘルムート・ロイツェは、過去と未来、家族、会社を結びつけます。

経営者の声


 

ロイツェ60年の歴史 - 印象に残る記念式典